甘井りんごの5行日記

仏花を育てる
ここは、ログハウス前の花壇です。

今年の目標の一つに「仏花」の花壇を作るというのがありました。

まずは、菊を育て始めたわけですが、背丈も90cmとなり、ピンクの蕾を付けました。
一気に開花せず、徐々に咲いてくれたら、ご先祖様にお供えする花にも当分は困らないでしょう。
白と黄色もあると良いですかね。

この他、ヒマワリ、ケイトウ、スターチスなど、切り花として花瓶に生けることが出来る茎の長い花を育てています。

榊と一緒に供えるとより豪華になります。


ちなみに、仏壇には供えてはいけない(タブー)花をご存知でしょうか?

それは、バラ、彼岸花などです。

バラは、トゲがあるためタブーだそうです。
トゲは死や怪我を連想させたり、殺生を連想させたりするため避けた方が良いと言われています。
そのためバラ以外にも、トゲがあるアザミなどもお供えにはタブーのようです。

また、彼岸花は毒があるため、避けた方が良いと言われています。
彼岸花と聞くと、なんとなく不吉なイメージがあるという方もいるのではないでしょうか。
この不吉のイメージは、彼岸花が墓地に植えられていることが多いことも関係しているようです。
彼岸花が墓地に植えられている理由は、もともと遺体を動物に荒らされないようにするため。
日本は昔、土葬が一般的でしたから、そこに彼岸花を植え、動物を寄せ付けなくしていたのです。


仏壇にお供えするのに適した花は、菊(マム)、カーネーション、スターチス など。

菊は、香りが御香に似ているため。
国花としても選ばれているほど格式が高く品のある花であるため。
長寿を願うほど縁起がいい花であるため。

などの理由で、仏花として好まれるようですね。