甘井りんごの5行日記

ありえない妄想
こちらも、物置を片付けた際に出て来た木箱。
中には、同木製のスノコが敷いてあり、蓋も付いていましたので、陶器皿が入っていたのかな...と連想させます。
既に空っぽでしたが木製のものは全て保管しておいたので、このような織り機に生まれ変わらせ、また活躍してもらおうと思います。

掘り炬燵の織り機は重く、サイズも大きいので持ち運びしませんが、このくらいのサイズ(32cm×22cm)ですと、ダイニングテーブルの上で作業できるので便利です。

織物は単調なテンポなので、思考回路をオフにして、「無心」になれるといいますか...
気が付くと、あっという間に5~6段くらい進んでいて、
頭を休めるのに、丁度良い感じです。
なので、話しかけられても、その内容が一切頭に入って来ず、返答できず。(*_*)
あの空間に入ると、他人の話に傾聴できないので、一人で孤独にやるのが向いてる気がします。

しかし、頭を休めすぎると、目が飛んだり、2段同じに織ってしまっていたりするので、
ほんの少し、脳の先っぽだけ起こしておくのが良いのかと考えます。
(電話やピンポーンが鳴ったら気が付く程度)
この調節が案外難しく...
でも、慣れてしまうと、とても快感で、またその空間に入りたくなってしまうのですよ。

上手く言葉で表現できませんが、実際にやってみると分かります。

晩秋から冬にお勧めの手芸です。


ふと...思いました。
たとえば、私が無人島に漂流したとしても、(←一生帰れないとなったら)
枠に代用できそうな木端を拾い集め、釘として代用できそうな枝(こちら)を見つけ、
枯れた蔓を叩き揉み、軟らかくして、糸の代わりにして織り、
それを生地として、衣服や生活に必要なものに加工するのだろうなぁ...と。

きっと、私は、パンツやブラジャーよりまず先に、全身覆い隠せるワンピースを作るでしょう。
長方形を2枚織り、肩と脇を縫えば、フレンチ袖のワンピになる。
楽しそうだな♪

漂流は嫌だけどね。
住めば都で、生活を諦めず、それなりに楽しいことを考えるんだろうなぁ...


さて、今日は、お彼岸の入り。
おはぎ作りをせっせと頑張ります。
今、餅米を1升炊いてまーす。
餡子は、昨日、1kgの小豆を煮て作りました。塩味を効かせてね。(*^^)v