脳出血の後遺症で左半身に麻痺の残る実母ですが、一人で車椅子でトイレに行けるようになりました。
電気を点け、ドアを開け、車椅子から降り、パンツを下ろし、用を足し、ペーパーで拭き、シートで拭き、パンツを上げ、水を流し、車椅子に乗り、ドアを閉め、電気を消す。そして、隣の洗面所で手を洗う。
一連の流れ(←結構あります)を短時間で出来るようになりました。
時に4点杖で行くことも有ります。
本人いわく、何拍子かのリズムがあるようで、上手にこなしているようです。
しかし、まだまだ苦手なことはありまして、
例えば、食事の時など、左側にハンカチやティシュが落ちると、自分ではすぐに拾うことができません。
かといって、落としっぱなしにしているのは気になるようでした。
周りの者が拾うのが一番早いのですが...
本人が自分でやりたいようで...
早速、グッズを作りました。
塗り薬(
こちら)に次いで、2作目となりますね。
ダイソー商品の角棒(91cm、2本セット)の先端に滑り止めを貼っただけなのですが、これがとても役に立ちます。
手元のシールをはがさず、そのまま貼りっぱなしにしておくのがポイントです。
右手で○の辺りを少し広げ(ずらし)、離せば、対象物が挟まります。
あとは、棒を寄せればOK!
落ちた物も拾えますし、ダイニングテーブルの遠い端にあるティシュも取ることができました。
また1つクリアです。
たったこれだけで、絶望から(諦めることから)どんどん遠くなっていきます。
良かった♪