ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人の住まひは、
世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。
あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。住む人もこれに同じ。
所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。
鴨長明の『方丈記』
中学の時でしたか、国語の授業で暗記しましたね。
まだ半分くらい空で言えます。
物置の片付けをしていて、懐かしく思い出しました。
これ↑は、主婦の友1971年7月号付録に掲載されている当時の流行服。
ワンピースが人気だったのでしょうか、丈は膝上10cm~15cm。
屈んだら、パンツが見えてしまいますね。
どれもデザインが可愛いです。
生地のプリントも昭和ぽい~