夜の陶芸教室・86「ブタの掛け時計」
ブタの時計が焼き上がりました。
黒泥に透明の釉薬を吹き付け本焼きしました。
イッチンで描いた(白化粧に膠を5%ほど加えたものを先の細い容器に入れ描く。膠を入れることにより、粘りが出て、立体感のある文字になります。)数字も想像していたより美しく表れました。
これに、耳とシッポ、針などの時計パーツを取り付けます。
昨日、アトリエの前の手すりに猿が座っていました。
始めは背を向けていたのですけどね、カメラを向けたら、察知したのかこちらを向いてヘアを整え出しました。
「こんな感じでいいかしら?」と言わんばかりに斜め45度で気取ってましたわ。
この村では、猿も鹿もイノシシもそう珍しくないので撮影する人は殆どいません。
農作物の被害に頭を抱える住人もいます。
そんな中、久しぶりのカメラ撮影に洒落心を抱いた猿でした。