以前、この日記で「フックド・ラグ」のお話をしたことがあります。
道具と材料は、とっくに用意していたのですが、なかなか着手できなかった手芸ジャンルです。
今回の『TOKYOキルト&ステッチショー』で、SHOPの方と再会することができ、完成品を買わせていただきました。
実際に作品を手にして、制作意欲がぐぐっと湧き上がりました。
なんとも魅力的なブタちゃんです。高価でしたがど~しても欲しかった。
革作品(制作)同様、たくさん数をこなして、コツをつかんでいく...独学法スタイルでいきましょう。
まずは、このブタちゃんがテキストです。
可愛いので、モチベーションがとても上がります。
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「フックド・ラグ」は、ラグ・フッキング、ホックドラグとも呼ばれていますが、おおざっぱに説明するとウール地を5ミリ幅に裂いて、麻や目が粗い布にかぎ針でループ状に刺して絵模様を描く手芸です。
開拓時代のアメリカでリサイクル手芸として親しまれました。着古したもめんの服を裁ち、つぎはぎして作ったパッチワークと同様に、古いウール地を使って楽しむ手芸です。
1、台布に図案を描く。
台布は刺す布の幅にもよりますが、粗めでしっかりした布であれば何でもいい。
2、ウール地をロータリーカッターで細く(5ミリ幅程度)裁つ。
3、かぎ針を布の上から刺し、下からウール地を引っぱり出しながら、
台布にループ状に刺していく。