昨日は、東京ビックサイトで開催中の『TOKYOキルト&ステッチショー』に出掛けて来ました。
○○賞に輝く方々には、皆、独創的なセンスといいますか、誰も考え付かないような怪物的思考能力が具わっているのだとつくづく感じました。
それに加え、巧みな技術、根気、そしてバクチ(勝負師)的感性が必要なのだと痛感。
物づくりは、デザインや素材、技法など、選択の繰り返しです。
「どれを選ぶか」何度も何度も何度も次々現れる候補の中から選択を繰り返し...行きついた結果、作品が誕生します。
1つの作品を完成させるまでに、何十、何百、大作ですと何千、何万と選択を繰り返しているのではないでしょうか。
途中、1つ選択が変わると、まったく雰囲気の違う作品が生まれます。
この選択は、バクチ(自分の中での勝負)です。
ただ、数学的回答のように、合っているとか間違っているとか答えが明確なものではないので、一つ一つに落胆する必要はありません。
感性や価値観には、正解も不正解もないですからね。
言い換えれば、「多くの人から認めてもらう作品を生む」ということは本当に大変なことなのだと思います。
デジカメを忘れてしまい、写真は携帯で撮ったこの↑一枚だけでした。
赤いトラックのアップリケがとても気に入りました。