甘井りんごの5行日記

『青龍祭』・2
午後8時。

龍の口の中には、花火が仕込まれていて、身体に点火される前に
まず、口から激しく火花を吐きました。
この時、辺りからは、大きな歓声が上がりました。

こんなに近くで見ることができたのは、私も久しぶりです。
(来客が多い時は接待があるので、祭り会場に来ることはありません。)

龍の下あごにぶら下がっているのは、人々の願いがこもった祈願札です。
顔の近くに立っているのは村長。点火するため、手には点火棒を持っています。

明日へ続く。