これ↑は、バス(お風呂)ブーツです。
先が割れて水が入るようになってしまったので、もう履くことは出来ません。
新しいブーツを買ったのに、まだ脱衣場に置いてあります。(捨てればいいのになぁ...)
義母(10月1日で83歳になる)は、新しいブーツと区別するために、
縁にマジックで黒丸を描き、中には、何やら文字を書きました。
ん?
「ウ」冠に「9」とは?
なるほどね。 「あな」という字を書いたつもりなのでしょう。
惜しい。 数字という点ではあっていますけど。
先日の「シャインマスカット」のことを思い出しました。(
こちらをご覧ください。)
と、せっかくなので
「穴」という漢字について調べてみました。
穴は本来動物の巣穴のことをいう。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とか「穴があったら入りたい」と我々の生活の中でも、
交わされることである。 もっとも最近はこのようなリスクを負う場面が少なくなって、
人々はあまりこう言ったことを処理をするのに慣れていないので、どうしていいかわからない。
だから警察等の公権力を頼りにしがちである。 この事は社会が発展したともいえるが、
別の見方をすれば、人間の退歩である。
社会がきちんと機能しているうちはまだいいが、最近では本当に機能しているのかと疑う
場面に遭遇する。
これからますます複雑になる社会の中で「自分の命を自分で守る」ために、
リスクに対応する能力の開発も必要になってくるだろう。なるほど! つまり「穴」という漢字は人間にとって、とても大切な漢字であり、
時に自ら(目には見えない)「穴」に入ることも必要だということですね。
その意識をもち、リスクに対する適応力を身につけなくてはならないのかもしれません。
穴の開いたブーツと義母の漢字の間違えから、「リスクに対応する能力」の話になりました。(笑)
早速、義母に、「9」ではなく「8」ですよ。と、感謝を込めて正解を教えてあげなければ。
間違えることは大事なことなんだなぁ。
バッテンを付けることより、すったもんだ...することが大事なんだ。と...学校の先生に言ってもらえたら、生徒は喜ぶだろうな。