甘井りんごの5行日記

「違う。」と、すぐさま教えることが勿体ない。
先日の【6歳児個別指導教室】では、もう一つ面白い話がありましてね。

「ナナちゃん、漢字はもう習ったの?」と私が尋ねると
「まだ、習ってないよぉ。 でも、ナナ、自分の名前と、あとコレ↑書けるよ。」と言って
書いてくれました。

「にいに(2歳違いのお兄ちゃんのこと)が練習しているところを見て、おぼえた。」
と、言いながらも、幾分、自信なさそ気に。

「ん?」(こりゃ~難しい。こんな漢字あったっけなぁ?)と、自分の無知さをまず、疑った私だった。

「タコ?」「イカ?」

「違う。」と、大きく首を横に振る彼女。

(最近、文科省で認められた漢字なのかなぁ????)
考えても、心当たりがないので、「バカボンのパパの鼻とヒゲ!」と答えたら、

「そんなの知らないよぉ。ブッブーーー」と、却下された。

「ナナちゃん、何て読むの? 教えて。」

「たしか、クロ!」

「なるほどね~」と、縦に首を大きく振り、吹き出すのを堪え、次に続ける言葉を失った私。

「違う。」と、すぐさま教えてしまうことが勿体なかった。

子供って、面白いよね。

頭から「そんな漢字ないでしょ?」と言わなかった私に拍手だな。(笑)