甘井りんごの５行日記

何て美しいのでしょう～
まるで宝石。　銀杏です。
私は、電子レンジではなく、フライパンでじっくり炒って食べるのが好き。
コロコロと転がし、頃合いを見計らって、まず１個つまみ食い。
「あちちっ」と言いながら親指の爪で傷をつけ、あとは指腹でパッカリ。
それはそれは美しいマラカイトグリーンの宝石が登場します。

この食感はどう表現したらいいのでしょう。
少し弾力のある表面が舌とじゃれ合うような感じがたまらないですよね～

銀杏は、脂質、糖質、たんぱく質、ビタミンＡ・Ｂ群、ビタミンＣ、鉄分、カリウムなどを含みます。
滋養強壮、強精効果のほか膀胱や肺をあたためる働きがあり、頻尿や夜尿症の改善、
ぜんそくの治療、せき止め、たん切りなどに効果があるといわれています。

しかし、 メチルピリドキシンを含み、一度に大量に食べると消化不良を起こしたり、のぼせたり、
鼻血を出したり中毒症状を起こす事もあるそうです。
子供は１日４～５粒、大人でもせいぜい１０粒程度に控えるのが良いようですね。
食べ過ぎに注意しましょう。 　生食は絶対タブーです。

余談ですが．．．
私が子供の頃、みどりっ鼻を垂らした子が結構いました。
４０人クラスで、内３人は、鼻の穴の片一方がこの銀杏色鼻水で輝いていました。
それが固まって、苦しそうに呼吸をしていた子もいたように記憶しています。
透明の鼻水しか垂れなかった私は、みどりっ鼻を作れる子に憧れていたことを思い出しました。

そういえば．．．最近では、みどりっ鼻を垂らした子をめっきり見かけなくなりましたね～
ポケットティシュの普及によるものでしょうか？　
あの頃は、服の袖で擦り取るのが定番でしたっけ。　カピカピしてましたね。（笑）