甘井りんごの5行日記

日曜の夜は「週晦日」
今朝の「日刊スポーツ」で、ちょっと興味のある記事を見つけた。

私が、毎週、楽しみに観ている、ドラマ『JIN-仁』
週間視聴率ランキングベスト10に、毎回入っているようだ。
ま、それは、さておき、
裏番組の『マルモのおきて』が、ぐんぐん視聴率を伸ばしてきているらしい。
主演は阿部サダヲ。 私は、この人は、以前から、個性的で面白い俳優だと、興味を持っている。
でも、私は『JIN』派なので、『マルモ』は、観ない。

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放送担当の記者のコメントが載っていた。

どうせ、『JIN』の裏。 苦戦が分かっている枠に大手事務所の人気俳優を
キャスティングするわけにもいかない裏事情が『マルモ』の金星を生んだ。
誰の顔色をうかがう必要もない自由な制作環境で、作りたいドラマをオリジナル脚本に
練り込んだ。 ドラマ制作者本来の情熱をど真ん中に投げれば、視聴者は受け取ってくれる。
人気マンガを探すだけの企画会議や、豪華そうな顔触れをそろえて満足しているキャスティングに一石を投じる作品だと思う。 子供&犬という「反則」に本気で取り組み、
日常のちょっとしたことが笑いと涙になる脚本も巧みだ。
頑張る双子の姿に、何かと、よどみっぱなしのこの国の空気がシュガーパウダーに変わる感覚。 
震災以降際立つ「家族」のキーワードが説教臭くなく胸に落ちる。

『JIN』も、貫禄の内容で、終盤に向け見せ場の連続になる。
ドラマの氷河期の中、両方合わせて視聴率35%。 好カードのしのぎ合いが枠の活気を生む。
対決とは、こうでなければ。


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なるほどね~
TV制作側も、裏番組を意識して、組み込んでくるのね。
私は「家族愛」より「大人の純愛」ドラマの方が好きだから、断然、『JIN』だけど。
大沢たかおと、綾瀬はるかのキャスティングも大好きだし。
これがもし、違う俳優陣だったら、観てなかったかもしれないけどね~

日曜の夜9時。
これがね、大事な枠でもある。
「明日から、また、学校や仕事が始まる。一週間のスタート。」っていう、気持ちの区切り。
予告を観終わって、両手を上にあげて、思わず、伸びをしたくなる。
「今週が終わって、来週が始まる。 さぁ!頑張るぞ~」って、その瞬間、思う。
視聴率が高ければ、高いほど、同じように思っている人がいるのかな。って、嬉しくもある。

お笑いもいいけどね、心に、はんなり残るドラマもいい。



http://www.youtube.com/watch?v=Ne1bv-GiLmA&feature=related

     (You Tube) Jin-仁 オリジナルサウンドトラック