甘井りんごの5行日記

りんご家
1月3日は、義父の80歳のお誕生日。
毎年、この日は、新年会も兼ねて、我が家で盛大に祝いの会をしています。総勢15名。
テレビの箱根駅伝の復路の様子を気にしがらね。
来年のその日を迎えるにあたり、今年の義父は、いつもと違います。
「俺が金を出すから、料理は、仕出し屋に頼もう!」と、言うのです。
お祝いされる立場の人間がお金を出す。 うひゃ~良いのでしょうか。
「配膳から片付けまで、すべてやってもらえば、世話がなくて楽だろう。」と、義父は付け加えます。
私への配慮がかなりあるようですね。
「えええ!? そうですか~~ いいんですか~~」と、義母をチラ見する、私。
「それがいい♪」と、乗り気な義母。 
で、二人の気が変わらないうちに、私は、早速、電話をします。
『左上の盛合せプラン1セットと、下の盛合せ8種全部1セットずつ。』をオーダーしちゃった。
きゃ~♪ 合計金額9万円強だぞ。 大丈夫?お義父さん~

さて、こちらもお祝いを包むようだよね...やっぱり。
いつもは、洋服をプレゼントするんだけど、今回は、お金だろうな...。
義姉たちに相談してみよう...っと。 2本かな...、1本じゃ、少ないよな...

と、配偶者の両親と同居して、18年。
どちらもさりげなく、気を使う。それを思いやりとも言う。
恩にきせず、「思いやっている」気持ちを、少し見せながら生活していく。
それが、同居の上手くやっていくコツ。

実は、私は、初めから、同居したわけではないんですよ。
結婚して、3年間、核家族を経験しています。
あとから、「経験してみたかった。」と、後悔するより、その方がいいと思って。
一度きりしかない人生ですからね、後悔は、できるだけ少ない方がいいんです。

結果、同居は、私が自分で選択しました。
つまりは、りんご村に住むことになったわけですね。
選択は、間違いではなかったと、たくさんの素敵な出逢いの中で、いつも感じています。