甘井りんごの5行日記

義母の乳酸菌
これは、継ぎ足し継ぎ足しで60年以上続いている我が家の「ぬか床」です。

時に関心を持たれず(特に冬場)、「もう駄目かも...」という瀕死の状態になりながらも、
菌は生き続けていて、今年も、美味しいキュウリの糠漬けを生んでくれています。

夏になると、新鮮なキュウリが大量に出回るので、私は俄然ヤル気が出て来て、積極的にズボズボ突っ込むようになります。(←チンアナゴみたいな感じ)
暑い日なら、2~3時間で食べ頃に。
急ぎの時は、ピーラーで2ヶ所くらい皮を剥き、1時間半。

私は、塩っ辛いものが苦手なので、浸かりすぎたら水に浸し、少し塩分を抜きます。

「毎日、手を入れて混ぜています」なんて言うと主婦の鏡のようでカッコイイのでしょうけど、私は手がヒリヒリするので木べらで大雑把に掻き混ぜます。

ぬか床を素手で混ぜると手の表面にいる乳酸菌がぬか床に移動するそうです。
毎日それを繰り返してると、その乳酸菌が、その家庭ならではのぬか漬けの味になるようです。

なので、我が家のぬか漬けは、88歳の義母の乳酸菌しか入っていません。
義母は、毎日、乳酸菌シロタ株の入った「ヤクルト400」を飲んでいるので、素晴らしい乳酸菌を放出していることでしょう。( *´艸`)ぷぷ