甘井りんごの5行日記

昨日の話
昨日の朝、長男から「マイが椅子から落ちて頭を打ったみたいだから、これから救急車で病院へ行ってくる。」と電話。
打った直前は顔面蒼白で一瞬声が出なかったとか。

えーーー!!!それは大変だ!!!と、遊びに来る話は無くなると当然思っていた私。

結局、病院へ行ったものの、赤ちゃんなのでCTは撮れず、一日安静にして様子を看ましょう。
もし何か変化があったらまた来てください。ということだったらしい。

しかし、思い起こしてみれば、そんなことはどの子も経験し、親はその度慌て、自己嫌悪になって自分を責めたり落ち込んだり。

その後、子供はケロッとしてたりするんだけど、親は一生忘れられない心に傷をもつことになる。

そんなこんなで、「また次回、遊びに来るのを楽しみにしているね。」と長男に送ったLINEでしたが、姉のメイは2週間前から遊びに来るのを楽しみにしていたそうで、その気持ちも尊重したいという親心から「メイだけ遊びに行ってもいい?」と返信が。

一人で大丈夫かしらと、不安もありましたが案ずるより産むがやすしで、元気に楽しく遊んで帰って行きました。

朝の様子も良く見ていたようで、こちらが聞けば説明してくれそうですが、私は聞く必要もないと思ったので一切それに触れず一緒に遊ぶことを楽しみました。
記憶というのは繰り返し思い出すから残るもので、考えたり思い出したりしなければ薄れていくものです。

よく、子供が学校から帰ってくると「今日はどうだった?楽しかった?Aちゃんは?Bちゃんは?Cちゃんは?先生は?」と聞く親がいるけど、あれ最低だと思いますね。
子供は、親に聞かれるから、必ずAちゃん、Bちゃん、Cちゃんの様子を見るようになります。
そ~いう親は、A、B、Cをメチャ褒めたり、「それは良くないねぇ」なんてけなしたりする。
知らず知らずのうちに子供をライバル視するように育ててる。親同士も結局そうなる。
それが仲間外れだったり、いじめの芽になることもある。

その親に育てられた子は、また自分が親になった時、それを繰り返す。

負の連鎖、最悪!!

聞きたい気持ちをぐっと抑え(話たきゃ子供の方から話すもの)子供には美味しいご飯を作ることが一番の特効薬。疲労した身体に良く効く魔法の薬だ。

と、私は思う。


画像は、クリームチーズ入りジャガイモパンと、メイ作のアンパンマンクッキーです。


*願わくば、「よく、子供が帰ってくると...」から「魔法の薬だ。」までを小学校の入学式の日に保護者に先生から話してほしい。と常々思っている私。
親が変わらねば、子も変われない。