本体の軸となる縦革を2cm幅にカットしました。
前後と側面、全て同じ幅にしています。
カッターの場合、ノーミスとはいかないので、ハサミでゆっくり丁寧にカットしています。
その場合に使用するハサミは、刃先が長く薄いものがお勧めです。
刃が長いことにより、物差しの役割をし、進む先を導いてくれます。
また、刃が薄いことにより、引いた線が良く見え、曲がらず忠実にカットしやすくなります。
なるべく、息を止め、邪念を捨て、集中することが奇麗にカットするコツかも知れません。
雑談しながらでは絶対に上手くはいきませんね。
今回は、底部分をステッチしています。
持ち手を少し長めにし肩掛けタイプのラフなバッグにしたいので、底がしんなり垂れるのを予測し、あえて見せるステッチを施しました。
貼り合わせの補強にもなっています。
同様に、横に織り込んでいく2cm幅にカットした革も輪状に貼り合わせました。
外周の長さは予め分かっているので、先に輪にしておくと、作業が進めやすいです。