昨日は、私にとって証明写真撮影日和でした。
朝起きて、顔が良いことに気が付いた。
間違っても「キレイ」だとかいう意味ではない。
吹き出物がなく、むくみがなく、たるみがなく、皺がなく、瞼が重くなく、寝癖もなく、整えなくても前髪がまとまっていた。
外は快晴、気温も丁度良い、そして休日、日中は家に私一人。
こんな好条件の日はそうはない。
例えば、口内炎一つあっても、口元が腫れ、顔は変形してしまう。
自分しか分からない微妙なチェックリスト。
『今日は、証明写真撮影日和だ!』と思った。
メイクをいつも通りに済ませた。ファンデーションの乗りも良し。
首がスッキリ見えるように、二重あごが誤魔化せるように、Vネックのセーターを選んだ。
私の勝負色のターコイズ。好きな色なので元気が出る。
普段使いのセーターではなく、カシミア混の肌触りの良いものにした。
隣市のスピード写真のボックスにまっしぐら。
気持ちが乗っているうちに、顔が崩れないうちにと、車を走らせた。
人通りが少なく、それでいて最新タイプの機械が理想だ。
後に待っている人もいないので、背景をブルーと白の2種類撮ってみた。
美白効果をオプションで付けて、一回1000円。 なので、計2000円。
証明写真はニッコリ笑った顔はNGだから、私のように笑で顔を誤魔化して生きてきた者にとっては辛い試練。
しかし、私なりに最善を尽くした...つもり。
写真を見て、
ふ~む。まぁ、こんなもんだな。
樹木希林さんの富士フィルムのCMのように「それなり」だ。以上には写らない。
でも、もし10年以内に死んだとしたら、遺影もこれでいいか、な。
早速、マイナンバーカード交付申請書を受付センターに送ります。
2021年3月からは、健康保険証としても使えますね。
さて、次にくる「顔が良い日」はいつなんだろう...(´艸`*)
年はとっても、精神年齢はまだ二十歳。そんなことに気が付いた。