甘井りんごの5行日記

カチカチの固い革
先日の「レース案」(こちら)は、めでたく採用となりました。
生徒さんも喜んでくれて、共にハッピーになりました。

さてさて、こちらは、牛革の端の部分。
足のスネの辺りかな、固くて扱いにくいところです。
筒状に丸めるにも、不揃いで飛び出してしまうので切り落としました。

見方を変えると、このような部分はなかなか買うことができないので貴重でもあります。
「処分品」と「お宝」は紙一重、価値はそれぞれの心が決めますからね。

ということで、拳骨で叩くと良い音が出るこの固い革でポーチを作りました。
菱目打ちで穴を開けるのは大変でしたが、手縫いするのは普通とそう変わりませんでした。
20cmと14cmのファスナー使いのペッタンコポーチです。
使う程に味わい深く、柔らかく変化していきます。
色も濃い飴色へと変わっていくことでしょう。

そうなったときは、まさしく「お宝」
革は、長きに渡り育てていくものです。

楽しみです。

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今日は、これから、中学校で評議員会があります。
授業を参観させていただけるので、ワクワクしています。
我が子がいる時は、多少緊張もしますが、卒業してしまえばこっちのもの。
生徒さんはもちろんのこと、先生についても授業の進め方、生徒との関わり方など、勉強させていただきたいと思っています。
瞬きせず、じっくり。


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