「5行日記」では、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくです。
日記の話題は、まだまだ年末の話。
やっと年賀状制作に気持ちが向いてきました。
使う写真を「ヤンキー猪」にしようかと思いましたが、ずんぐりシリーズ(
こちらをご覧ください)の干支の編みぐるみを行進させることにしました。
...とり→いぬ→いのしし→ねずみ→うし→とら→うさぎ...
行進の輪の中に、あけましておめでとうございますの文字を入れる予定です。
★このイノシシの親子の作り方は、ブティック社 2013年9月30日発行【かぎ針で編む ちいさなかわいい あみぐるみ】 で掲載していますので、是非、是非、お手に取ってご覧くださいませ。宣伝です。(´艸`*)
話は、まったく変わりますが...
柿の苗木を購入したショップから、とてもためになるメールをいただきましたので、是非、皆様にも情報をお裾分けしたいと思います。
植物を人間に例え、分かりやすく説明してくださっている箇所も笑えます。
植物愛がひしひしと伝わり、私も干し柿作りに俄然ファイトが湧いてきました。
また、このショップなら安心。と信頼も生まれております。
(以下コピー)
植物たちは冬に休眠をしています。
寒い冬は春からのガーデニングを楽しくするための大切な準備の時期です。
【植え付けについて】
休眠している苗たちは根をいじっても枯れるリスクが少ないです。
なのでこの時期のポット苗の植え付けでは優しく根をほぐして根を広げて植えてあげてください。
根巻き苗でしたら根を広げる必要はありませんので根を崩さずに植えます。
植え付け後は土と根っこがよくなじむように徹底的に水をたっぷりと土に与えましょう。
植物が水を欲しがっているから水を与えるのではありません。
土に水を与えることで、土がドロドロのお汁粉状になり、土と根っこが馴染めるようにします。
以前に植えた株も土が沈んでいる場合もあります。なので、周囲の土を寄せてきて盛り土するなど、株元に土を足してあげましょう。
ワラやバークチップなどのマルチング材で株周りを覆っていただき、しっかりと防寒対策をしてあげてください。
特に、柑橘苗など寒さが苦手な植物たちは、北風や寒風が当たらないようなところで管理してあげてください。
【肥料について】
成長が止まりますので、肥料は与えてもすぐの効果はあまりありません。
寝ている子供の鼻先に焼肉やケーキを与えても無視されるのと同じです。
冬は春からの成長のための仕込みの時期です。
土壌の栄養補給には土を肥沃にする堆肥や腐葉土といった有機質などを与えると良いです。
春が近づく2月ごろに有機肥料を与えると、活動が始まる春ごろに養分となって根が吸いあげて春以降の成長につながります。
子供が目覚める前にお母さんが味噌汁やお雑煮などの朝食の準備をしているイメージです。
腹持ちしやすい有機肥料を与えると良いです。
有機肥料は表土に撒くだけだとニオイやカビが発生しやすいので、
土のなかに埋めるか、撒いた肥料の上に土をかぶせるようにしてください。
【剪定や誘引について】
植物の休眠の時期は剪定の季節です。
樹液の流動が穏やかなので、剪定後の枯れ込みが少ないからです。
ただし、剪定をすると休眠から目覚めて芽吹き始めることもあります。
なので、寒さがまだまだ続きそうな寒冷地では春の直前の剪定をオススメします。
木立ちバラの剪定は2月過ぎが良いです。
常緑性の植物の剪定も春の直前まで控えます。
葉っぱを枝に持つ植物はいわば服を着込んでいるのと同じです。
枝葉っぱを減らし、風通しが良くなれば体感温度が低下します。
常緑性の植物を冬に剪定をするということは、コートを脱がせるのと同じようなもの。風邪をひくかもしれません。
樹液の流動が活発なブドウやキウイ、
もみじや桜などはなるべく12月の冬の早い時期に、寒い時期に剪定をし終えておきます。
つる性植物の本格的な誘引は1~2月ごろの間に行ってあげてください。
1月下旬ごろに誘引を行い、誘引時に不要な枝などを切ります。
それ以外でも不要な枝、混みあっている枝や細い弱い枝は基部から切って取り除いてあげます。
3~5月に開花する桜や梅、あんず、桃、ハナミズキなどの春に開花する花木のほとんどは
昨年の夏に花芽を作ってきています。
不用意に剪定をすると、花芽を落としてしまいます。
この時期に花芽がなければ残念ですが春の開花は期待できません。
よーく花芽か葉芽か観察してみましょう。
慣れないうちは花芽かどうか見分けがつかないかもしれませんが、何度も見ているとわかるようになります。
花芽を落とさないように不要な枝や混み合う枝を整理し、樹形を乱しそうな枝の剪定を行いましょう。
花芽の見分けができなければ、剪定は控えて、花芽がわかるようになる時期に剪定をしても良いです。
開花時期に近づけば、花芽が膨らみ見分けやすくなります。
【水やりについて】
根っこは水を求めて伸びていきます。
常に湿りっぱなしよりも、乾いたり湿ったりの繰り返しが根を育てます。
慣れないうちは面倒でも土に指を突っ込んで、土中が湿っているか確認し、
土中まで乾いてきたら水をたっぷりと与えてください。
あるいは、鉢植えの場合では鉢を持ち上げてみてください。
持ち上げてみた感じ、軽く感じたら乾いてきたサインです。
冬は植物は休眠をしておりますので、特に冬の時期は土の渇きがゆっくりです。
与え過ぎは根腐れにつながります。
水やりはなれないうちは必ず土の乾き具合を確認してからお願いします。
土が乾いていなければ水は必要ありません。
また、雨が当たる場所に地植えしてある場合では、よほど乾燥する場所でなければ水は雨水だけでも十分です。
外に育っている街路樹や公園の植物のほとんどは水やりをされなくても育っています。
基本は「土が乾いたら、たっぷりと」。
木の大きさや土の量、日当たりなど、環境によって土が乾く早さは違いますので、
水やりする前によく観察してあげること。
どうか、水遣りの前に、土の観察をお願いします。
観察をすることが最適な水やりの頻度がわかるコツです。
水やりは朝に与えると良いと思います。
冬の間は水を与える時間帯によっては土が凍ってしまうことがあるので、気温が上がる午前中に与えていただくと、根鉢が凍る心配が軽減されます。
【病気、害虫、なんだこりゃ?】
冬はカビも少ないし、蚊や昆虫も減ってしまいます。
植物が休眠する寒い季節は病害虫も休眠期になります。
病気や害虫もほとんど被害がでなくなります。
病気(?)、害虫(?)
日焼けあとなどが低温で細胞が変色して目立つようになった自然現象でできたシミか、
葉の傷などが低温で目立つようになったものか、あるいは以前の病変部位のあとかもしれません。
人間でいうところの肌のシミやほくろのようなものかな?
風通しが悪く、温度が高い場所などでは病気や害虫が出ることもあります。
暖房の効いた屋内。。。まさにそんな環境です。
窓を閉め切っていても害虫は出ます。
何か心配な場合は早期発見で心配な葉を取り除いてやってください。
うまく生育してくれない・・・など、
ご心配なことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
早く元気になってくれるよう、対処方法などをアドバイスさせていただきます。
ご相談は早ければ早いほど確実です。よろしくお願いします。
なお、お問い合わせの際には、デジタルカメラやスマートフォンで撮影したお写真を、
メールに添付していただくと、より確実な状態が判別できます。
心配な部分の接写、苗全体のようす、
土の状態がよくわかるお写真をお願いします。
併せて、地植えなのか鉢植えなのか、水やりの頻度や1回の水やりの量、
日当たり、与えた肥料の時期と量、植え付け方法、
植え付けに使用した用土など、おわかりになる範囲で、
できるだけ詳しく生育している環境を教えていただけましたら、
より確実なアドバイスを差し上げることができます。
ご協力、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
寒い日が続きますが、どうか、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
植物とともにこの寒い冬を乗り越え、新緑の春を迎えましょう。