Willy Corsari(ウィリーコルサリ)
昨日の続きです。
良く分からないながらも、調べてみますと、
この本はオランダ語で書かれているようです。それも探偵小説。
著者Willy Corsari(ウィリーコルサリ)は、1934年~1941年に5冊の本を発表していますので、その中の1冊かも知れません。
本の後頁にも「1935-1937」と印刷されていまので、まず間違いはないでしょう。
彼女は、1897年12月ベルギーに生まれ、1998年5月オランダで亡くなくなりました。
歌劇の父とピアニストの母の間に生まれ、幼少期から深く芸術にふれてきたようです。
雑貨店のたくさんの洋古書の中から、私がこの本を選んだ理由は、ハード表紙が生地のように見えたこと。この本だけ表紙のデザインが他のものと異なっていました。
そして何より、文字ばかりで、絵も写真も一切載っていなかったこと。
ふとしたきっかけで、出会った本ですが
著者の名前はしっかり憶えました。女流作家と知って嬉しく思っています。
また、顔も見れましたし。↑
表紙の内側に「1938」と手書きされていた年は、私の実母の生まれた年でもあります。この本も80歳になりますね。
早速、活用法を考えます。
あ、それと、彼女の着ているこの服、手作りっぽいですね。
動いた時に寄る皺の感じからして、たぶん厚手のコットン素材。
襟元と袖口に手編みのレースが付いているのが可愛いです。
髪にもリボン。
探偵小説から想像するイメージ像とのギャップが面白いと思いました。