「野暮ったさ」が狙い?
手作りのブラウスは、どこかレトロ感漂うのが魅力だったりします。
言い換えれば...つまり『野暮ったさ』が狙いなわけです。
「おしゃれ」なものは、デパートで買えばいいのであって、わざわざ生地を買って、手間を掛けて作る必要はないのです。
ただ、野暮ったいものを着るにあたってはルールがありましてね、ノーメイクやノーアクセサリーはタブーです。
お化粧して、髪もこざっぱり整え、アクセサリーをプラス。シンプルで良いので、ペンダントかピアスを。ストールを巻くのも良いでしょう。
何もしないと、服の野暮ったさに負けて呑まれて、地味でヤツレタ感じに見えてしまいますからね。
若いうちは、その存在だけで十分美しいのですが、半世紀も生きてきた人間はそうもいきません。ここからが「美」の勝負なわけですよ。
素材はどんどん老朽化していくのですから、努力をしないとね。
私の場合は元々の素材も大したことないので、人一倍の努力とアンテナが必要なわけです。
ということで、
袖には細いゴムを緩めに入れ、前身頃中央に薔薇をモチーフにしたレースでラインを入れました。