ブタちゃんのタグ作り
3サイズで対応しています。一枚、一枚、ハサミでカットしていますが、切り絵師のように一気に切るのがコツのようです。
ためらうと、もうそこには凸凹の段差ができてしまい、美しい仕上がりにはなりません。
息を止めてハサミを入れ、開くときにほんの少し鼻から吸い込む感じ。
もちろん吐くときも静かに鼻から。
ハサミの支点の近くでカットした方が思い通りに動いてくれそうな気がするので、私はそこばかり使っています。
慣れてくると、ハサミも手の一部に思えてきます。
下描きは表面に。
床面(裏面)からカットすると、革の断面が斜めになり仕上がりが汚くなります。
その場合、下描きの線より数ミクロン内側をカットすること。
これがポイントで、決して線上をカットしてはいけません。
そして、生地には生地の、紙には紙の、革には革の、専用のハサミを用意するのも大切。
めちゃくちゃ切りは、やはり駄目でしょう。
↑柔らかい革は、焼印を当てると、その部分が縮みます。
縫い付けるタグとしては不向きですが、触感が良いので、ぶら下げタグとしては十分使えます。
こんなことも、体験してみて色々わかること。
百聞は一見にしかず、
百見は一考にしかず、
百考は一行にしかず、
ですね。と...つくづく。