庭の金木犀が満開です。
こんなに花をつけたのは、何年ぶりかしら...?
花言葉は、謙虚、陶酔、初恋、変わらぬ魅力、思い出の輝き、真実の愛、慎み深さ
「謙虚」この花言葉の由来は、香りのインパクトに比べて、葉や花の見た目はちょっと地味というところから来ています。
香りだけ嗅ぐと、大輪の花や、賑やかな印象かと思いきや、小さなお星様のようなオレンジの花が密集して咲いています。
そのギャップが、謙虚といわれる由来になったのではないかと思われています。
実際、金木犀がそこにあっても、香りがして初めてその存在に気がついたという人も、多いのではないでしょうか。
「陶酔」この花言葉の通り、この香りを嗅ぐと甘く官能的で、一瞬どこにいるのか忘れてしまうほど脳の中にまで染みとおるぐらい印象が強いです。
でも、花の期間はとても短く、その香りが長く続くことはありません。花の開花期間は、たったの3-5日間ですが、雨が降るとすぐに花がおちてしまうという儚さです。
こんなもろくて儚い小さな花から、どうしてこんな強い香りが漂うのかも不思議です。
陶酔というのは、大抵一瞬のものですから、金木犀の儚さと良く似ています。
「初恋」金木犀は、香りが漂う期間はとても短いのに、記憶に残る印象がとても強く長い。
一瞬のことなのに、いつまでも記憶に残るもの...そう「初恋」に似ています。
初恋は、遠い昔のことであっても、ふとした瞬間に何度も甦ります。
金木犀の香りと同じように、なぜかいつまでも記憶の片隅に残っているものです。
こんな強い香りを持つ花ですから、さぞかし虫がたくさん寄ってくるのではないかと思われがちですが、実は、この花の香りには 多くの害虫を寄せ付けない忌避効果があるのだそうです。
さて、今日は、ヨガ教室です。
鈍った身体に喝を入れるつもりで...頑張ってこようかな。