昨日、【マグリット展】に向かう小田急線電車の中で、ふと気になったことがありました。
いつも目にする「非常用ドアレバー」の告知↑
『みだりに車外に出ると危険です』ん??? 改めて考えてみると...『みだり』って何だ?
イメージは「むやみ」と似たようなものなんだろうけど、
こんな言葉、会話の中で使ったことないし、聞くこともないぞ。
小学生は、この日本語が分かるのだろうか?
国語で出てくる?のかしら?
もうちょっと、現代風の違う言葉で表現したらどうかしら?
...などと考えていました。
しかし、家に帰り、調べてみますと、
「みだり」「むやみ」を同じように使うことができるが、少し意味合いが異なる。
「みだり」は、許しもなく勝手に、という意味合いが強く、「むやみ」は、どれこれかまわず無差別に、という気持ちが強い。
「むやみ」は、節度がなかったり、度を越えていたりする状態についても使われるが、
「みだり」は、人の行動についてしか使われず、ほとんどの場合、そのことを禁止する表現を伴う。つまり、このように命に関わるような重大な告知の場合、「むやみ」では軽すぎるということだ。
やはり、『みだり』でなくてはならないのだ。
ちゃんと意味があったのだ。
また一つ私も勉強になりました。
是非、小田急線に乗られた方は、気にとめて見てください。
...と、別に取り立ててテーマにすることでもないんだけどね、
死語になっては勿体ないので、あえて挙げてみました。携帯に納めるのに、周りの目もあり、勇気が要りましたのよ。
なのでピンボケしています。(笑)