これ↑は、カスピ海ヨーグルトの種菌です。 お友達に分けてもらいました。
15年くらい前になりますか、自宅でカスピ海ヨーグルトを作っていたのですが、
食べるのが追い付かず、結局半年くらいで駄目にしてしまいました。
ここ1、2ヶ月、健康の為、毎朝、無糖ヨーグルトを食べるようにしていて、
消費量も多くなってきたので、また、ヨーグルトを作る決心をしました。
今度こそ、絶やさず、ず~~~~~~~っと作り続けようと思っています。
とっても経済的ですしね。
「カスピ海ヨーグルト」について調べてみました。
カスピ海ヨーグルトは、長寿地域として知られているヨーロッパ東部のコーカサス地方から
家森幸男氏(京都大学名誉教授)が日本に持ち帰ったことにより日本に広まったと
言われているヨーグルト。
作り方は、牛乳に種菌粉末もしくはヨーグルトの一部を溶かし、そのまま放置する。
菌がすみやかに牛乳を酸性にするため、他の雑菌が繁殖しにくくなり、牛乳が発酵し、
ヨーグルトが出来上がるというもの。
菌の構成としては、乳酸菌のクレモリスと酢酸菌のアセトバクターの2種類で特性が保たれている。
クレモリス菌は、生きて人間の腸内に届き、プロバイオティクスとして働くと考えられている。
さらに、ヨーグルト特有の粘りを生み出す菌体外多糖(EPS:Exopolysaccharide)を産生することで、
腸管内の状態に良い影響を与えているのではと考えられている。
その他、整腸作用、ストレスによる肌機能の低下やアトピー性皮膚炎の抑制、免疫賦活作用、
血中コレステロール値の改善や血糖値上昇抑制作用など、様々な健康効果が報告されている。
最近では、普段の食生活と体調との関連性を調べた疫学調査により、
カスピ海ヨーグルトの摂取量が多いほど発熱や喉の痛みなどの風邪の症状が軽くなることが
報告されている。
また、インフルエンザの予防接種において抗体価を高める効果や、
動物試験によりインフルエンザウイルス感染後の重症化が抑制されることも報告されている。
アセトバクター菌は、ヨーグルトの品質上の特徴にはほとんど影響しないが、
家庭で繰り返して作る場合の安定化に寄与していると考えられる。『継続は力なり』
寿命を全うするまで、健康で過ごせるように、出来る努力はしていきたいですよね。
何事もコツコツ、コツコツ、その繰り返しです。