台風一過。 今日は、カンカン照りに暑くなりそうです。
【ボストン美術館・華麗なるジャポニズム展】で出会った「寄せ模様」の手ぬぐいのバッグが
完成しました。内側には差し色として、ターコイズカラーの手ぬぐいを使用。
留めは、花型の木製ボタン。 浴衣バッグとしての利用がお勧めです。
レシピとクリップ式ハンドルセットで【りんごオリジナルSHOP】で販売します。(
こちらをご覧ください。)
なぜ 手ぬぐいは、端が切りっぱなしなのか。
端を折り返して縫っていないので、洗ったときに乾きが早く、雑菌などが溜まりづらく
清潔に使えます。
昔は怪我をしたときや鼻緒が切れたときの応急処置として、手ぬぐいを裂いて使っていました。
そんな先人の知恵が現在まで生きているようです。
時代劇などでもそのシーンをよく見掛けますよね。
道中、女の草履の鼻緒が切れ、通りすがりの男が口で裂いた手ぬぐいを付け替えてくれるシーン。
その後、手を差し伸べ優しく立ち上がらせてくれる。(はず)
この場合、女は設定上、美しくなければならない。
美しくない場合、気付かないふりをされるか、手ぬぐいを差し出されて...おしまい。が想像できる。
しかし、心底優しい男の場合、美しくなくても、鼻緒は付け替えてくれる可能性はある。
が!しかし!立ち上がらせてくれることは、まず、ない。
それでも、それでも、立ち上がらせてくれたとする。
いわゆる 誰にでも、優しい男だ。
男慣れしていない この女は、好きになってしまうだろう。(よくある話だ。)
でも、こ~いう男は、誰にでも優しいので、駄目だ。(結果として、ちっとも良くない。)
男のタイプとしては、美人不美人に関係なく「どうぞ。」と、手ぬぐいを差し出し、
わりとそっけなく(先を急ぐ感じで)去って行くくらいがちょうど良い。
こ~いうタイプの男は、本当に大切に想っている女の鼻緒しか付け替えない。
イイ男だ。
と...手ぬぐいから、「男」の優しさについて 話は広がりました。(笑)