世田谷美術館で開催されています
【ボストン美術館・華麗なるジャポニズム展】に出掛けてきました。
印象派(マネ、ドガ、ロートレック、ルノワール、カサット、ゴーギャン、モネ、ゴッホ...)を魅了した
「日本の美」を改めて価値あるものと認識できる美術展でした。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行しました。
大胆な構図と色使い、独特の装飾模様は西洋の美意識に根本的な変革をもたらし
「ジャポニズム」という現象が生まれました。
世界的巨匠クロード・モネは、浮世絵を熱心に収集し、自宅の壁に所狭しと飾っていました。
この美術展では、浮世絵などの日本画と印象派の絵画とを並べて展示し、
その学び取り入れた影響力や新たに創造された美を比較しながら鑑賞できる工夫がされており、
私など知識のない者にも理解を深めることが出来ました。
ウィリアム・スタージス・ビゲロー(William Sturgis Bigelow 1850.4.4-1926.10.6)は、
アメリカ合衆国の医師で日本美術の研究家でもあります。
彼は、1882年フェノロサとともに来日し、岡倉天心を援助します。
日本美術の収集家として知られ、帰国後の1890年ボストン美術館理事に就任、
その収集品は1911年ボストン美術館に寄贈されました。
これ↑は、そのビゲローのコレクションであった「寄せ模様の型紙」(江戸ー明治時代 19世紀)が
部分的にプリントされた手ぬぐいです。 美術館のショップで販売していました。
手ぬぐいでバッグを作りたいと思っていた私には、素敵な出会いとなりました。
(
こちらをご覧ください。)
ここのところ、嬉しい出会いが続いています。
呼んでいるのか、呼ばれているのか。
エネルギー注入がたっぷりできましたので、また色んなこと頑張っていきましょ。
早速、バッグを作ります。