22.6㎝×17.5㎝のフレームに入った
『シャツボタンの羊』です。
地布は、生成りのコットンカーディガンの再利用。
草に見立てたレースは、その襟元に付いていたものを取り外し縫い付けています。
「羊」の後ろ姿をイメージして作りましたが、拘りは、すべて、ボタンとビーズで仕上げたことです。
羊のクルクルとした巻き毛をボタンを使って表現したかったのです。ボディは、息子たちのシャツ(制服)のボタンのみ使用。
そして、耳と4本の足はウッドビーズ、(←細い足も針穴があいています。)
【SHEEP】の文字は、ネット友さんからアメリカ旅行のお土産で頂いた大切なビーズです。
高校の3年間、息子たちが着用していた制服(Yシャツ)。
身を守ってくれていた衣類です。
そのボタンが一つの作品に集結し、母の元に残ることも、感動だったりします。****************************************
来週から、手芸教室に、また仲間が一人増えます。「私、とってもブキッチョで...、でも作ってみたいんです。」とご挨拶されました。
「はい。器用な方はお断りしています。」と私が答えたら、「よかったぁ♪」と喜んでいました。
これは、相手に気を使ったわけではなく、私の本心です。
スタートは、ブキッチョさんの方がいいんです。
すぐに、今まで、気が付かなかった自分の良い部分を感じることになるんです。
必ず、出てきます。 器用な方に比べ、伸びしろがたっぷりあるんですよ。
その伸びしろを見つけるのが楽しいのです。
だんだん、手作りが好きになるはずです。 是非、好きになってほしいなぁ~