いや~ 参りました。
今日までに、次男の体育祭のダンス衣装を作りあげなくちゃいけなかったもので...。「例年並みだろう」と高をくくっていたら、今年の衣装は、とても凝っていて、そう甘くはなかった。
(一昨年と昨年の様子は
こちらと
こちらをご覧ください。)
数日前から、ちょこちょこと手はつけていて、レシピも大体、頭に入っていたんだけどね、
想像以上でした。
サテンという素材も、縫いにくく、ほつれやすく...でね。
でも、ダンスには、やはり、サテンの光沢や素材は適していると思うので、仕方ないですね。
徹夜を覚悟した中盤。
集中力も切れかけ「まずいぞ能率悪くなってきた...」と思っていたところ、
次男がアトリエに現れた。
さすがに、入浴もせず、ちっとも居間に顔を見せない母の様子に、異変を感じたらしい。
「ホック、付けようか?」と言ってきた。
そりゃ~助かる。
前身ごろに4セットも付けなきゃいけない。と言うことは、8つも縫わなきゃいけないんだ。
手縫いは、私の苦手分野。
「あ、それは助かる。 出来るの?」 「出来るよ。」 ということで任せることにした。
私は、もっぱらミシンを続けた。
次男、「出来た。 ボトムに、ゴム、通そうか?」と、次の作業も手伝い始めた。
「お、やってくれる? ウエストにはこれ、足首には、こっちのゴムで。 ゴム通しはこれね。」
ろくな返事もなく、でも、手はよく動く次男。 なかなか有能なアシスタントだ。
「あとは? なにやる?」と、この時点で、深夜2時半。
「そう? じゃあ、このヒラヒラをしっかり二本取りの糸で縫い付けて。」
心の中で、「うん。」と言っているのだろうけど、返事は声にはなっていない。(笑)
「飲みな。食べな。」と、アールグレイ紅茶をいれる。好物のカントリーマアムも置く。
が...(しばらく)手を出さず、黙々と真剣に作業を続けている、次男。
こ~いう姿を見るのも、面白いもので、学校での様子が窺える。
「マジックテープを身体に合わせて縫い付けなくちゃいけないから、着てみて。」と、私。
すくっと立ち上がり、着用する。 私は、待ち針で印をつける。
「イテッ!」と針先が当たったようだけど、
長男と違い我慢強い次男は、すっーと許してくれるタイプ。
これが長男なら大騒ぎ。 メンドクサイ。
「もう後は大丈夫だから、寝なよ。 明日、学校と塾でしょ? 早いんでしょ?」
と声を掛けたけど、結局、全て完成するまで、動かなかった。
この時点で、3時半。
で、完成したのが、これ↑
仕掛けが色々あるので、作るのは、とても大変だったなぁ~
(受験生の)次男は、もう早朝から塾へ。 その後、学校。 そして、また塾へ。
配偶者と長男は、昨夜は早々に夢の中。
アトリエでの私と次男の衣裳との格闘を知る由もない。
お疲れさまでした、私。
体育祭は、9月5日。 晴れるといいな。
しっかし...可愛いな~ あいつ。 言葉少ないがイイやつだ。と、我が子の成長ぶりを再認識する意味でも、体育祭は価値ある行事なんだな。
どんなことでも、社会に出た時、役に立つだろう。と思う。
愚痴らず、文句も言わず、作業し続けた偉大な母を忘れるでない。
(と、ここは声を大にして言うところだな。 ふふ。)
http://www.youtube.com/watch?v=gNS0fzYiXRI (You Tube) オフコース 「夏の日」