昨日のお話の続きになります。
物置に、新品のまま仕舞われていたホーローお鍋ちゃんたち。
箱に入っていたものや、そのまま無造作に棚に置かれていたもの...色々でした。
蓋に花が彫刻された漆塗りの菓子器は、中が5つに仕切られているので
小物入れとして使おうと持ち出してきました。台付きで高価な感じです。
しかし、埃まみれです。(水洗いして本当の姿を見るのが楽しみ♪)
お膳は、2つ出してきましたが、お盆として使用しようかと考えています。
こちらも、埃を被っていますが欠損箇所もなく、大正カラーで味があります。
左に写っている炊飯器のような形をしているのは、SANYO『スロークッカー』というもの。
保証書が中に入っていて「昭和56年7月から一箇年」と保証期間が記されていました。
私が高校生の頃ですね。 丁度、オフコースの【Yes No】という曲が発売された頃でしょうか。
初めて、この曲を聴いた時、ストレートな詞の問いかけに ビックリしたのを
今でもはっきり憶えています。
これをネット検索してみましたら、なかなかの価値あるレアものでした。 嬉しい~
(
こちらをご覧ください。)
そして、ヤマタカのホーロー鍋や、マルビシのケトルもほぼ同じ頃、
世に出回っていたものだということがわかりました。
全て未使用なのでアトリエへと連れて行きます。
当時、これらは買ったものではなく、内祝などでいただいたものなのでしょうね。
物置には、同じようなものがたくさんありました。
義母は、ホーローが嫌いで、熱伝導の早いアルミの鍋ばかり使っていたようです。
ちなみに、ホーロー製品は、金属表面に特殊ガラス質を塗装し、
約800℃で焼き上げて作るものだそうです。
つまり表面全体がガラス質なので、空炊きなどは...もっての外。
もちろん、焦げ付かせることも出来ません。
義母にとっては、日常的な良くあるハプニングなので、ホーロー鍋は
使いたくなかったわけですね。
したがって、家庭デットストック!(私がいただき!)
我が家は、約20年前に家を建て替えています。
そのとき、かなりの物を処分して、同時に建てた物置に運び入れたと聞いています。
ということは、もっと色んなお宝(←私にとっては)があったはず。
その頃、まだ同居していなくて、立場が今よりずっと弱かった...(笑)
とは言っても、私も子育てに日々奮闘で、それどころではなかったかな。
興味も余裕も...なかった。
そんなものでしょう。 多分、だれもがきっと、そうでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=iqLMxmqGP8E (You Tube) オフコース 「Yes-No」