昨日、前予告した通り、デジカメを持って、物置に侵入して来ました。
縦長ですが、やはり15坪ほどあるそうです。
探索していきますと...
大正時代末から昭和初期に使っていた、たくさんの箱膳(お膳)。
昭和30年~40年頃に使っていた大きな食器棚。
その中には、蓋付きの古ぼかしい湯呑みやコップなど...細かなものがぎっしり。
特に、私が興味を持ったのは、
戦時中にも使っていたという大正時代に作られた「ちゃぶ台」。↑残念ながら、脚がたためるタイプの丸型ちゃぶ台ではないんですがね。
しかし、これが頑丈で、軽量。 触り心地のよい柔らかな木肌。
何年にも渡り、濡れ手ぬぐいで、表面を拭かれたことによる摩擦で出来た風合いなのか。
また、現在の座卓に比べ、高さがないのも日本人の平均身長が低かったからなのだろう...
と勝手に理由づけたり、納得したり。
そして、木箱マニアにはたまらない木製茶箱も幾つか出て来ました。
当時、お茶は、量り売りで、その空いた箱を貰い受け、衣替えの洋服を
入れたりしていましたよね~
その中には、機械編みのセーターや朱色の毛糸のパンツなど入っていたのを
子供ながらに記憶しています。
お茶屋さんの前を通ると良い香りがして、
奥の棚に並んでいる金太郎飴も輝いて見えて、私は店内をよく覗き込んでた。
おばちゃんがそれに気づくと、私に手招きして、一つ飴をくれた。
まだ、赤いランドセルを背負っていた頃の話です。
http://www.youtube.com/watch?v=oIJwPoHWwik (You Tube) 寺内貫太郎一家 「ジュリーーー!」