今日は、東京上野・国立西洋美術館【ラファエロ展】に行って来ました。ラファエロ・サンツィオ(1483-1520)は、イタリア・ルネサンスを代表する画家
であり西洋美術史を代表する画家でもあります。
優美かつ完璧なラファエロの作品は、19世紀半ばまで画家にとっての絶対的な
手本とされ、近現代の芸術家たちにまで大きな影響を与えてきました。
重要な画家であるがゆえに、作品の移動が困難であることなども相まって、
欧米でもラファエロの大規模な展覧会はなかなか実現しなかったそうです。
もちろん、日本でも、初のラファエロ展の開催です。
この↑図鑑の表紙にもなっている
『大公の聖母』は、1505ー06年の作品です。
「大公」とは、ハプスブルク家に連なるトスカーナ大公フェルディナンド3世のことで、
18世紀末、ナポレオン軍がフィレンツェに侵攻した頃にこの作品を購入したフェル
ディナンド公は、亡命先にも伴うほどこの作品を大切にし、生涯にわたって寝室に
飾っていたそうです。
快晴のGW後半二日目、混雑するであろうことを覚悟して出掛けました。
人!人!人!上野公園は賑やかでしたね。
久しぶりに西洋の芸術に触れ、英気を養うことができたような気がします。
明日からまた頑張ります。
http://www.youtube.com/watch?v=nkoCaPaBxDU (You Tube) 石川さゆり 「津軽海峡・冬景色」