甘井りんごの5行日記

【江戸】歌川国芳
今日は、横浜美術館【はじまりは国芳・江戸スピリットのゆくえ展】に行って来ました。
浮世絵師、歌川国芳(うたがわくによし)の世界に、どっぷり浸ることができました。


この↑作品は、『近江の国の勇婦於兼(ゆうふ おかね)』 多色木版。(1831~32年)
髪の毛一本一本まで、繊細で、「これが本当に木版なのか...」と疑いたくなるほど
見事なものでした。
そして、青のグラデーションの美しさは、日本の誇る優美と、その深さを感じました。

暴れ馬の綱を下駄ひとつで押さえつけている勇敢な女性は、伝統的な美人画の技法で
描かれていますが、対する馬はまるで西洋画のようにリアルな立体感が陰影によって
表現されています。
国芳は、当時なかなか手に入れることができなかった西洋の銅版画を集め、
遠近法や陰影の付け方の研究に励んでいたそうです。

と...、また音声ガイドを貸り、しっかり熱心に堪能して(勉強して)参りました。

なかなか見応えのある作品の数々、来年1月14日まで開催していますので
興味のある方は、是非、行ってみてくださいね。
(前期は、12月5日まで。 7日からは、後期となり展示替があります。)


横浜。
来月は、「酒販管理研修」と「グレン・ミラーオーケストラコンサート」の2回
横浜を訪れる予定があります。
楽しみです。


http://www.youtube.com/watch?v=sAlblmXlHX0

     (You Tube)  ゆず 「桜木町」