昨日の続きになりますが...
記念講演は、『おかあさんがもっと好きになる本』などの著者である北村年子さん。
1962年生まれ。 ルポライター、ノンフィクション作家。
いじめ問題や虐待防止などの子育て支援セミナーやラジオのパーソナリティーもつとめている。
ゆったりとした、甘~い喋り方。
こちらをリラックスさせてくれるような、リズム。
時折、話しの中に「ありがとう。」という言葉が入ることが印象的でした。
講演のスタートから、まず、自死者の話し。
昨年は、震災もあり、命の大切さが再認識された年であったにも関わらず、
若年層の自死者数がとても増えた年でもあったそうです。
原因としては、多い順に、
①学業についていけない ②進路に悩んで ③病気(うつ)で ④就職に失敗して
と、いうことでした。
『生きていればなんとかなる。』と、北村さんは、何度もおっしゃっていましたね。
まさしく、「もったいない。」という気がします。
「あなたが生きていてくれるだけで嬉しい。 あなたが私には必要。」と、
誰かに言ってもらえるだけで、人は救われるそうです。
なかなか口に出しては、言えない言葉ではありますが...
確かに、嬉しい言葉ですよね。
特に日本人は、愛情表現の言葉がへたくそです。
「へたくそ」だからこそ、ときに重みがあり、心にぐっと沁み渡ることもあるのですがね。
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