甘井りんごの5行日記

「狼は怖い。」と感じた十代後半
昨日、大学見学ツアーに参加して、懐かしいことを思い出しました。
四半世紀以上前の話です。 もう時効でしょうから、書いても良いでしょう...。

サプライズで、このカセットテープをクラスの男子から、贈られたことがあります。
小包で自宅に届きました。
「僕の好きな曲ばかり集めました。」と、メッセージがついていましたね。
確か、富山県出身で、当時、千葉の市川の学生寮に入っていたと思います。
アイビーの良く似合う、とても頭の良い彼でした。
よく友達皆で、水道橋、お茶ノ水あたりで、ランチをしました。
初めは、私がその彼のことを好きで、憧れていたと思います。
二人だけで、一度、広尾でデートしたこともあったと記憶しています。

このカセットテープが届いた翌日の晩、電話がありました。
初めて、ちゃんとした「告白」というものをされましたね~
でも、「好きな人がいるから、ごめんね。」と、即答で、ふっちゃいました。

あの頃は、両想いというものが怖かったんですね。
その後も、たくさんの人をふり続けました。(←ブッ飛ばされそうですが、本当ですよ。
大人と子供の中間で、なんだか、取り返しのつかないことになりそうで、
恋人として付き合うということに、踏み切れなかった。 決心が付かなかった。
一度、封を切ってしまうと、それがあたり前になるような気がして、怖かった。
石野真子ちゃんの「狼なんか怖くない」なんて曲がありましたが、
私は、すっごく怖かったですね~

今の時代だったら、そう深くは考えず、付き合っていたかもしれませんね。

さて、このカセットテープ、久しぶりに聴いてみたいと思ったのですが、
デッキが我が家には、もうありません。  残念...。
まだ、このテープが残っているなんて、夢にも思ってないでしょうし、
とっくに忘れてしまっているでしょうね~
私にとっては、懐かしい、苦笑の可愛い思い出です。
でも、名字は思い出したのですが、名前がどうしても思い出せません...。ごめんね。


http://www.youtube.com/watch?v=dR9n_xwdYwg

       (You Tube) 石野真子 「狼なんか怖くない」