ちょっとね、これ↑、企業(ではないけど)秘密画像。
キットの発売前は、いつも、こんなふうにレシピ描きをする。
材料と一緒に、キットにセットするためだ。
手描きのイラストに、手書きの文字。
決して、絵は、上手くはない。
字は、普段の字体とは少し変えて書く。
作品を見ながら、
「制作していたときの時間」まで、脳を戻す。
私にとっては、これが一番、きつい作業だったりする。
作る時は、何かが取りついたように一気に作るから、何もメモがない。
寸法も書いてない。
これは、鉛筆(シャーペンは駄目)で、下描きしたものを水性ペン(油性は駄目)で、
上描きしたところ。消しゴム掛けをする前の状態。
これから、手順に番号をふり、ミスが無いか、描き忘れは無いか、チェックする。
そして、消しゴム掛けをして、やっと、色付け。
それから今度は、自分が初めて、このレシピを見た者として、
本当に作ることができるのか、客観的にチェックする。 頭の中で作ってみる。これが、一番、大切なところ。
そして、描き漏れを付け加える。
それから、もう一度、手順にしたがって、頭の中で作る。
また、チェック。 また、チェック。
それでも、それでも、ミスは存在する。
「本当に、これで大丈夫かな...」って、思いながら、カラーコピーをとりに行く。
スイッチを押す指にも、ためらいがある。コピー機のフタを閉める前に、もう一度だけ、見る。
スイッチ『ON』カラーコピーをとった後は、もう見ない。
どこかに、ミスがあるかも知れないけど、見ない。 気にしない。
どうしてかって?私には、ここまでが限界。
これは、レシピ描きに限らず、私の性格がよく表れているような気がします。
一生懸命やったあとは、結果がどうであれ、後悔はしないんです。
これ以上は、自分で出来ないので、後悔のしようがないんです。
もう、スイッチを入れた後は、「ゼロ」です。 何にも考えません。
頭の中は、もう次へと、切り替えが進んでいます。
http://www.youtube.com/watch?v=9BCqxGHG69U&feature=related (You Tube) スキマスイッチ 「ふれて未来を」