やはり被せていた銀がとれた歯は、かなり深い虫歯だった...。
先生(♂推定60歳)は「お待たせしちゃって、ごめんね。」という言葉と共に、私の横に付いた。
「いいえ。よろしくお願いします。」と私。
この時は、麻酔をして、削るとばかり思っていた。
「さて、ボクも頑張るから、君も頑張って!」と、先生。
キィ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ンと、麻酔をせずに削り始めた。
痛みに強い私だけど、両の足先を絡め、ピクン、ピクン、反応していた。
削り終えた後、「我慢してくれてありがとうね。」「ありがとう。」と、私の両肩をポンポンと叩き、
先生は、そう繰り返した。患者さんへのこ~いう声掛けが好きなんだ。
先生のリップサービスは「麻酔」なのかもしれないな...。
私は、高校生の頃から、この隣市の歯科医院に通っている。
先生の腕に絶大な信頼をおいている。
で、やっぱり、いつも人気で、待合室には、ほとんど空席はない。
このペッタン、ペッタン、歯にくっつきそうなビッグキャラメルも、当分、お預けだな...。
http://www.youtube.com/watch?v=aHjDcbxsQLo (You Tube)さだまさし 「雨やどり」