甘井りんごの5行日記

初めての癌検診「乳」
大きな声では言えませんが...ノーブラで、がん検診に行ってきました。
検診の時は、金具が付いている下着は、外さなければいけないのですよね。
私のブラは、すべて、金具が付いているし、ワイヤーも入っているし、なので
始めから、付けずに出掛けました。
ノーブラで、外を歩いたのは、小学生以来です。
乳がん検査の視触診ですが、やはり、自然に目は閉じていました。
しかし、今日、5人のお友達に尋ねたら、全員、目を開けていたそうです。
壁を見たり、天井を見たり、医師を見たり...と様々。
ひぇ~~~驚き。私は、無条件反射で、目を閉じましたね。
まな板の上の鯉ですから、もう何をされようが、お任せの精神です。
医師は、チューリップの財津さん似の50代前半の男性。手の温度は、36.5度。
(私は、体温計無しで、人の体温を測れる特技をもっている。)
両手の指腹で、ピアノの鍵盤を優しく叩くような、そんな感じの触診。
初めてでも、不快ではなかった。
特に異常は無かったようで、わりとスムーズに終了。
そして、マンモグラフィーは、若くて可愛い看護師さんが担当してくれました。
優しい口調で、導いてくれながら、挟む痛さと言ったらこの上ない。
左のおっぱいは、もげるかと思いました。
検診は、嫌ですが、自分のため、家族のため、と思い、受けましょう。
と...自分に言い聞かせます。
がんは、早期発見が一番です。
父は、自覚症状がほとんどなく、病院に行った時は、既に末期。
家族は、余命1カ月を宣告されました。
前日まで、仕事にも行っていましたので、信じることができませんでした。
それでも、諦めず、抗がん剤投与をしながら、11カ月生きることができました。
役所、銀行、株、葬儀場、親戚代表の挨拶文まで、すべて自分で、片づけ、書き残し、
残る家族が、何一つ困らぬようにして逝きました。
口癖は「我が人生、何一つの悔いも無し」。 立派すぎる最期でした。
11月7日が命日なんです。 去年の今頃は、辛かったですね。
父に涙を見せれず、母には、特に見せれずで。
もちろん、受験を控えた息子たちの前でも、我慢して。
誰もいない車の中と、お風呂でいつも泣いていましたね。
周りの人には、気丈に思われていたでしょうが、実は実は、ボロボロでしたね。

あ...長くなりました。 m(_ _)m 明日は、「5行」でまとめますよ~


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     (You Tube)チューリップ「青春の影」