甘井りんごの5行日記

クラフト・虫(2)
こちらは、見ているだけで痒くなる「蚊」
観察力が鋭いと言いますか、創造性に感心しますよね。

あ~~痒い、痒い~ 
「近寄らないで!」と思わず、言ってしまいそうになります。

同じ『虫』でも、種類によっては嫌われてしまう虫。
蚊においては、生きるため、血を吸うことは、まぁ100歩譲って許してあげるにしても、痒み成分を土産に置いていくことが気に入らない。
静かに吸って、穏便に、速やかに去って行けば、そう嫌われないのに。残念。

ゴキにおいては、家の中に出没せず、コオロギなどのように草むらに生息すれば、なんら嫌われることもないのになぁ。
動きも俊敏すぎ。せめて、蟻くらいの速度なら、パシーンと叩かれず、ティシュで摘まんで、外に投げ捨ててもらえる可能性もあるのにな。
艶もあって、美しいのに勿体ない。もう少し、皮膚を固くして、触角を短くすれば、わりとイケメンなのにね。残念。

蜂もそうだね。
お尻の針の毒がだめだよね。
あれに、栄養成分や美白効果でもあれば、こぞって刺してもらおうと、巣の前には人が長蛇の列を作るのに。残念。

と言いましても、あちらから見れば、人間に対しても「残念」だと思うところがたくさんあるでしょうから、まぁ、いいでしょう。
譲り合うところは譲り合って、互いに上手く付き合っていきましょうか。