甘井りんごの5行日記

二頭の馬
昨日の続きです。 馬くん登場。
上方にいる馬が元絵。 
丸くカットする位置が少し異なるだけで、まったく違う人格(馬格?)の馬が誕生します。
少し斜めにボディを傾けると、こんな↑ふうに怠惰な表情に見えてきませんか?

元絵の馬は、干し草を(なんとなく不味そうに)食べています。
画像では分かりにくいかも知れませんが、円を描いた内側が手鏡の背になります。
このままでは、まったく面白味に欠けますよね? そう感じませんか?

でも、何枚かの紙ナプキンから、少し色味を貰うことで、楽しいイメージに変わります。

私が作ろうとしているのは、ニンジンを申し訳なさそうに盗み食べようとしている馬くん。
看板をボディ45°に置くことで、馬が猫背に体制を落としているように錯覚できます。
上方のイラストとまったく同じプリントですが別の馬に見えるでしょう。

この2つの馬くんは、共に手鏡にして、作品例として講習会に持って行く予定です。

ちなみに馬の数え方についてですが...
一頭? 一匹?
どちらでも良いようですね。
元々『匹』という漢字は、馬のお尻を表したという説もあるようです。


http://www.youtube.com/watch?v=vqWoUn6hH08

    (You Tube)  映画「その人は昔」白馬のルンナ~内藤洋子