甘井りんごの5行日記

ポチ袋・1
こちらは、シンプルな革製のポチ袋。

シボの型押しが効いたブルーの牛革を使います。
床面がしっかり漉いてあり、厚さ1mmになっているので、とても扱いやすい素材です。

お年玉以外、お礼や心づけなどに使いたいと思います。

ポチ袋とは、小さな祝儀袋の通称で、お年玉を渡すときだけでなく、大入り袋として使ったり、
旅館などで心付けを渡すときに使ったりするのも、このポチ袋です。
ポチ袋の「ポチ」は、「点、小さいもの、少しだけ」という意味の関西地方の方言に由来し、当て字では「点袋」となります。
明治時代に旦那衆が贔屓の芸者さんやお店の方に心付けを渡すときに使われたのが始まりで、大げさなご祝儀ではなく、少しばかりの心遣いを小袋にしたためた「これっぽち」という控えめな気持ちが「ぽち」になったといわれています。
日本人らしい気配りです。
開けるまで金額が分からないというのも、多少に関係なく2倍楽しめて良いような気がします。

そ~言えば、アメリカ旅行したとき、チップはすべて裸で置いて来ましたっけ。
まぁ、郷に入っては郷に従えですから、それはそれで良いのですが、ね。