甘井りんごの5行日記

20~30年後の自分を考える
カラフルパッチワークカーディガンの進行状況はと言いますと、只今、15枚(15色)モチーフが完成したところです。(合計44枚必要)
楽しいので、編み過ぎてしまいそうなところをぐっとセーブしながら編んでいる感じです。
一枚ずつ色が替わるので、ワクワクしちゃうのですよね。飽きないですし。

1つ10gの毛糸で5段。そ~しますと、少し余りが出ます。
それを瓶に入れて保管。
これは、また後に作品にしたいと思っています。

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実母(85歳)と義母(90歳)のダブル介護になり、高齢者について考えることが多くなりました。

高齢者の楽しみって何だろう?
生き甲斐って何だろう?

と...自分の20年後、30年後にリンクさせて考えてみますと、

その年齢になって、何かを始めたり、見つけたりすることは、とても難しいということが分かります。
まず、それを行うための準備が自力では容易に出来ない。

とすると、今から、それを考え、その準備に掛からねばならないということです。

自分の好きなこと、楽しいこと、無理なく長く続けられることは何だろう?

私は『物づくり』ということになりますが、やはり、見てくれる人がいないとつまらない。
作って、完成し、押し入れ送りでは、楽しくない。
お披露目することで、また次作に対する意欲が湧き上がってくるような気がします。

だとすると、何だ?

レザークラフト?
金槌などの道具を使い、わりと重労働。
高齢になって、東京まで革を買いに行くのは大変なことです。
バッグなどは、結局のところ、気に入ったもの1つか2つあれば十分。
もう既に一生使いきれないほどの数がありますし。

では、洋裁?
その気になれば、数時間で完成してしまう洋服作り(1日1着は出来てしまう)、大きな布が相当必要となります。
また、ミシンやその大きな布を広げる場所も確保せねば。

となると、私の場合、編み物が最有力候補となります。
毛糸1つ、かぎ針1本あれば、場所を選ぶことなく編むことが出来ます。
そして、ある程度、時間も要します。
今までは圏外でしたが、サイズの異なるモチーフを編み溜めておけば、組み合わせ方次第で様々な服が作れることを知りましたからね。
四角いモチーフ編みのお蔭で「かぎ針編み」はぐっと私の中で未来をリードしました。

服は何枚あっても良いものです。
コーディネイトを楽しむことができ、外に出ることで、それをお披露目できます。

年は取りたくないですが、数十年後の方向性が見えてきた(また変わる可能性もあるけれど)ので、ほんの少し(やがて)高齢者になることを受け入れられるようになりました。

未来を見据えて、今からコツコツ。楽しみこそが生き甲斐に。ですかね♪

生徒さん共々健康に気を付け、できるだけ長く手芸教室を続けたいものです。

がんばろ。