甘井りんごの5行日記

東京国際キルトフェスティバル・5
NHK朝の連ドラ『べっぴんさん』のコーナーもありました。
これ↑は、皆さんご存知、はなの裁縫箱です。
主人公すみれは、初めてこれを見た時「宝箱や...」と呟きましたよね。

まさしく、これは手芸が好きな者にとって最高の宝箱でしょう。
あの時代、これを手に出来る女性はそうはいなかったと思いますね。
何とも羨ましい。

「べっぴんさん」も母(はな)の刺繍する姿に、娘(すみれ)は憧れをもちました。
ものづくりは、親から影響を受けることがとても多いと私は思います。
一番手っ取り早く、目に入ってくるからです。

楽しそうに取り組む親の姿を見て、それは楽しいことなんだと、思い込んでしまいます。
好きな子は、教えなくても見よう見真似で、自然と術を習得していきます。
好きではない子に、無理矢理教えようとしても、それは駄目です。
ものづくりは、『好き』でなければ続きません。
『好き』は親から(人から)与えられるものではなく、自分の中から生まれて来るものなのでね。

『好き』は、寝ても覚めても、そればかり考えてしまい、考えているとき、とても幸せな気持ちになる感情をいいますね。

それは、ものづくりだけに言えることではなく、全てに共通するのではないでしょうか。